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素人でも出来る土地と建物の簡易チェックポイントとは?

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素人でも出来る土地と建物の簡易チェックポイントについて、不動産屋の経験と視点でまとめてみました。

 

【素人でもできる土地のチェックポイント】

不動産チェックのポイントは、空間として上・中・下を見渡さなければなりません。

 

■上

一番見落としやすいのが上になります。上は不動産の上空に電線が通っていたり、隣地との屋根や樋などの越境物がある場合があるので注意が必要です。

 

■中

中では、不動産全体を見渡し隣地への越境物はないか隣地からの越境物はないか確認するとともに隣地境界のブロックなどが敷地内にあるか否か確認します。

 

■下

下では、境界杭の有無や井戸や残置物などがないか確認します。

 

 

 

 【素人でもできる建物チェックポイント外観】

 

建物のチェックは、外観チェックと内覧チェックをする必要があります。

外観チェックから行い基礎のひび割れや外壁のクラックやひび割れを確認し、外壁の防水が低下していないかも確認します。

 

確認方法は、外壁をさわると分かり、白い粉が付くとチョーキング現象と言って防水性が低下しているサインです。

 

もっともチョーキング現況の場合さわることによって指の跡がついてしまうので、外壁の下部分などの目立たない箇所で行うのが良いでしょう。

 

 基礎や外壁のチェックが終わると屋根や屋上のチェックになります。

あくまでも素人が行う簡易的なチェックであるため、ベランダなどから確認するなど危険のない範囲で行います。屋根の種類によってチェックポイントが異なりますが、瓦の場合は、瓦を固定する漆喰の状態や瓦のヒビや瓦が無くなっている箇所がないか確認します。

 

カラーベストの場合は、色があせていないかヒビ割れがないか確認し、色あせが見られると防水力が低下している可能性があります。

 

【素人でもできる建物チェックポイント室内】 

 

外観のチェックが終わると次は室内のチェックに移ります。

床下の点検口を見ると基礎の種類が分かります。コンクリートで土台を作っているベタ基礎か布基礎などの土がむき出しになっている基礎かを確認し布基礎の場合は、湿気がこもりシロアリの原因になる可能性もあるのでより重点的に確認する必要があります。

 

基礎の次は、雨漏りのチェックです。外壁や屋根の外観チェック時にクラックやヒビ割れが見られた場合は、その場所の室内部分を重点的に確認していきます。屋根裏は危険のない範囲で確認していきます。

 

本内容は、あくまで不動産屋の経験と視点で書かせてもらってますので、本格的なチェックは、ホームインスペクション資格を持った。住宅検査のプロに依頼することをおすすめします。