はじめに宅建の勉強をしてはいけない訳
不動産の世界は、はたから見ると高額な物件を取り扱い、きらびやかな世界に見える人もいるでしょう。そんな理由から不動産を仕事にしたいと思う人や、大家さんになって家賃収入を得たいと思う人が多いです。そして目的を達成する為の1番最初に行う行為が、宅建士の勉強から始める人が多いです。
しかし、いくら頭の良い人でもゼロから勉強する場合は、専門用語が多く知識としてなかなか定着しないので個人差はあるにしても最低でも半年はコツコツ時間をかけて勉強しなければなりません。
半年時間をかけて必死に勉強しても試験に落ちてしまうと宅建士に合格しないと次のステップに行けないとの勝手な先入観が出てしまい宅建士合格以外の目標設定が出来なくなってしまいます。その上、来年の試験まで1年間あるので半年は勉強しません。10月の宅建試験に向けて6月ごろからやっと勉強がスタートするのです。
そうすると昨年必死で勉強した事の多くが忘れさられており、また最初から勉強を行うことになり、中途半端で無駄な時間を費やし、また試験に落ちるのです。
まさに負のスパイラルですね。
ゼロからのスタート時には、特に言える事ですが、最初に宅建の勉強をしてはいけないのです。告白しますがこれまで書いてきた内容は、僕の経験談です。
この負のスパイラルにならない為におすすめしたい方法は、次の3つのステップがあります。
最初にやるべきは、不動産で成功した人の本を片っぱしから読むことです。何故かと言うと不動産で成功した人の経験談が書かれていて分かりやすいですし、何より読んでいて楽しいのがスタートとしてはピッタリな方法です。楽しいとまた別の本が読みたくなり学びたい分野で成功した人の本を徹底的に読みまくることが出来るのです。
すると自然と専門知識が身に付くばかりでなく、本をきっかけにメンターと出会える可能性も高まります。
本を徹底的に読んだ後にやることは、不動産関係のセミナーやコミュニティーに参加することです。セミナーやコミュニティーに参加することにより体験談や価値ある情報を受け取ることや本を読んだ知識をアウトプットすることが出来ます。
そして最大の魅力は、人脈が広がっていくことです。普段の生活では出会うことが出来ない人や活躍している人の考え方に触れることが出来て刺激を受けます。
セミナーやコミュニティーの情報は、徹底的に読んだ不動産本の中から、これだと思える本の著者や共感できた本の著者がセミナー開催やコニュ二ティーを運営していないか確認することをおすすめします。
ここまでくれば、後は目的に向かって実践していくことになります。大きな目標を掲げすぎてしまうと行動できなくなってしまいますので、なるべく小さな目標からスタートしていくことをおすすめします。
宅建士の話にもどりますが、この段階でまだ宅建士の資格取得が大切だと思えるのであれば、改めて宅建士資格取得のための勉強に取りかかって下さい。大量の不動産本を楽しみながら読んだことによって専門用語が分かるようになっているばかりか基本的知識が身に付いていますので、勉強効率が圧倒的に違いますし勉強に集中することができる訳です。
人によっては、宅建士の資格取得は必要なくなり新たなより大きな目標に変わっている人も多いでのす。最初に宅建士の勉強にこだわる必要が無い事が分かってもらえましたか。
写真は、日本不動産コミュニティーのキックオフミーティングをSUUMO本社にて行った時のものです。
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